業務拡大に伴い、設計スタッフを1~2名募集します。

弊社では、太陽の光や風の流れ、地形や植生・人々の動きなど、それぞれの場所に息づく多様な要素を設計に取り込むことを大事にしています。精緻なCGシュミレーションをベースに、古くからの建築的知恵や身体的感覚を組み合わせることで、建築が環境から影響を受けながら、同時に周囲へも豊かな影響を返していく「環境との交歓」をデザインすることを目指しています。

代表の志藤拓巳は、1993年東京都出身・静岡県育ち。京都大学および同大学大学院で岸和郎、平田晃久に学び、卒業後はNAP建築設計事務所に入社。「星野リゾート 界ポロト」「地中図書館」等の設計を担当し、2024年にTacta建築設計事務所を設立しました。

現在は、神奈川県横須賀市の「大矢部みどりの公園事業」において、歴史展示や休憩、レストラン等を内包したコミュニティ施設と防災拠点となる大屋根の設計を担当し、令和10年4月の開業に向けて設計がスタートしています。その他にも、鳥取砂丘を望むホテルの改修、軽井沢での住宅など、日本各地で様々なプロジェクトが進行中です。

設計検討では、CADによる作図とCGモデリングを往復しながら検討を進めていきます。Rhinocerosによるモデリング、D5render によるフォトリアルなレンダリングを設計の最初期段階から活用し、具体的なイメージを基にして社内の検討やクライアントとの対話を進めていきます。レンダリングを元にして議論をすることで、無用な手戻りを減らし、効率的に設計検討を進めることを大事にしています。

トップダウンではなく協働の中でアイデアやデザインをつくりだすことを大切にしています。小規模な事務所だからこそ、プロジェクト全体に深く関わり、設計の初期から竣工まで主体的に関与することができます。プロジェクトの進行はもちろんですが、事務所のあり方や働き方など、意見を出し合いながら共に事務所を育てていける方をお待ちしています。